135 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/06/26(金) 18:22:50 ID:WOh4J9dY0
SCP-2451111イベントは発見者であるエージェント・██████の報告とDクラス職員を用いた調査により記録されました。
以下はSCP-2451111イベントの要点を記したものです。完全なイベント記録の閲覧にはセキュリティクリアランスレベル3以上が必要です。
段階1
SCP-2451111-1がバスターミナルに出現する。内部には既にSCP-2451111-3が存在している。一般人が乗車を開始。
段階2
一般人が全員乗車した後、ターミナル周辺にSCP-2451111-2が出現する。その後約15分をかけてSCP-2451111-2はSCP-2451111-1に乗車し、「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と発言して着席する。
段階3
段階2から10分後、SCP-2451111-2が█████████社のファーストフードを食べ始める。SCP-2451111-3の半数が顔をしかめるが、SCP-2451111-3ーdなどは食欲を刺激されたらしき反応を見せる。椅子の下に隠れているSCP-2451111-3-kは降ってくるポテトの塩により苦悶の表情を見せる。
段階4
SCPー2451111-1がSCP-2451111-4に到着し、SCP-2451111-2とSCP-2451111-3の大半が下車する。20分後、SCP-2451111-3は全員が戻るが、SCP-2451111-2は10分ほど遅れて乗車し、SCP-2451111-1は出発する。
段階5
SCP-2451111-4より出た時点でSCP-2451111-2が突如として体を震わせ、「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!」と発声。同時に大量の大便と尿の放出を行う。一般人、SCP-2451111-3-a等が嘔吐。SCP-2451111-3-bが急遽SCP-2451111-1を停車させ、SCP-2451111-2に向けて怒りを表明した後、SCP-2451111-2の所有する携帯電話を要求する。
段階6
SCP-2451111-3-bがSCP-2451111-2の友人と目される存在との電話による会話を開始。これが終了するとSCPー2451111は終了となり、全実体が消失する。
機動部隊によるSCPー2451111-1の包囲、SCP-2451111-3の排除、SCP-2451111-2の拘束、SCP-2451111-1の破壊などにより、SCP-2451111のイベント内容は若干の変質を伴います。SCPー2451111-2の終了以外の全ての変質において、SCP-2451111イベントは必ずSCP-2451111-2の排泄によって終了します。観測された変質の詳細については別紙の実験ログを参照してください。
SCP-2451111イベントの通常の終了はSCP-2451111-2の排泄から若干の遅れを伴いますが、SCP-2451111-2が排泄を行う前に終了されるか、SCP-2451111-1内部以外で排泄を行った場合、SCPー2451111イベントは直ちに終了します。この発見を受け、現在の収容プロトコルが確立されました。
SCP-2451111イベントが終了すると、SCP-2451111-1とSCP-2451111-4に存在する人間と物品はSCP-2451111イベントの記憶を保持したままでSCP-2451111-1に搭乗したバスターミナルへと戻されます。身体・物品は全てSCP-2451111発生前の状態に戻ります。SCP-2451111-1内部にいた乗客にはSCP-2451111-2の排泄行動の目撃に起因する軽度の精神的外傷や混乱が見られますが、Aクラス記憶処理により後遺症を残さずに回復が可能です。
SCP-2451111イベント終了時、映像・音声記録には共に酷いノイズが発生するため、どのようにして人間が転移するのかの確認はなされていません。