SCP路線保管庫 (298)

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134 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/06/26(金) 18:18:01 ID:WOh4J9dY0

SCPー2451111-3はSCP-2451111-1の内部で観測される人型実体の総称です。大半は財団のインタビューに協力的で敵意を見せることはありませんが、敵対的なもの達も存在します。各実体はSCPー2451111-1より下車させることが可能であり、これによってSCPー2451111イベントが変質することがあります。ただし、終了プロセスに問題が発生することはありません。
インタビューにより、SCPー2451111における人型実体の時間認識は一部で異なっていることが判明しています。例えば、SCPー2451111-2は現在は2012年の3月であると認識しており、SCPー2451111-3-nは2011年の2月であると認識しているなどです。

SCP-2451111-3のリスト:より詳しい経歴とインタビューログは別紙を参照してください。
SCP-2451111-3-a:20代前半の女性。必ずSCPー2451111-2の隣の席に座る。協力的。

SCP-2451111-3-b:40代前半のバスの運転手。協力的。

SCP-2451111-3-c:60代後半の男性。会計士の██ █であると主張する。SCPー2451111-3-cの外見と一致する同名の人物の実在は確認済だが、有意な情報は得られていない。協力的。

SCP-2451111-3-d:巨大な飛び出した目玉と尖った口吻を持ち、後部へ伸びる羽毛を頭頂部に備えた黄色い肌のヒューマノイド。日本の本州西部における方言と類似した言語を用いる。日本のプロ野球団██████のユニフォームを着用している。協力的。後に判明したSCP-2451111の性質より、未収容のSCPとして調査中。

SCP-2451111-3-e:陰茎に似た頭部と細い目を持つヒューマノイド。SCPー2451111-3-dと似た言語を用いる。協力的。未収容のSCPとして調査中。

SCP-2451111-3-f:特徴のない20代後半の男性。ナイフを所持。協力的だが、乗車の経緯について語ることはない。

SCP-2451111-3-g,h,i,j:4人のテレビクルー。二人の出演者g,hと二人のディレクターi,jで構成される。番組名は████████と主張するが、財団の調査ではこのバスを用いた企画は確認できなかった。協力的。

SCP-2451111-3-k:[データ削除]。敵対的。拘束する場合は機動部隊の援護を要請すること。SCPー2451111-1の通行ルートに爆弾を仕掛けていると主張し、これはSCPー2451111発生中の調査により裏付けられた。爆弾は時限式であり、SCPー2451111の終了とともに消失するので爆発はしない。SCP-███との関連は調査中。

SCP-2451111-3-l:スーツを着た20代前半の男性。協力的だが、バスに乗っている目的についての回答は得られていない。

SCP-2451111-3-m:[データ削除]。敵対的。拘束する場合は機動部隊の援護を要請すること。インタビューの際、SCPー2451111-3-kを自身に殺害させることを強く要求した。SCP-███との関連は調査中。

SCP-2451111-3-n:色黒の鋭い目つきの男性。26歳と主張。素性は俳優であると明かす。協力的。

SCP-2451111-3-o:事案2451111-c参照


SCPー2451111-4はSCPー2451111イベント進行中に出現する███サービスエリアに酷似したサービスエリアです。初期の調査において、サービスエリアにてSCPー2451111-1より下車したエージェントを回収しようとする試みが失敗した際にその存在が確認されました。SCPー2451111-1は███サービスエリアの入り口よりSCPー2451111-4に進入しますが、この際、外部からはバスが突如消失したかのように見えます。現在、SCPー2451111-1を介さないSCPー2451111-4への侵入方法は判明していません。


SCPー2451111各実体の破壊・終了は通常の物品と同じように可能です。ただし、発生する遺体や残骸はSCPー2451111の終了と共に全て消失します。このためサンプル保管の試みは成功していません。SCP-2451111の再活性化後、消失したSCP-2451111全実体は前回受けた損傷を完全に回復して出現します。
SCPー2451111-2とSCPー2451111-3は前回のSCP-2451111における記憶を失っており、前述したように各実体の間で時間認識の違いが存在することから、SCP-2451111は同じイベントを繰り返し続ける時空間異常であるという仮説が提唱されています。