494 - 核撃てば尊師 2014/02/08(土) 12:52:17 ID:PslFIeUE
厚史ちゃん いい加減あなたの顔は忘れてしまいました
厚史ちゃん
雨の信号はいつも横断歩道のわきでぱっくりズリ下がっているあなたの左肩が
熱く燃え上がった
キャッチボールの記憶をゴミ箱から引きずり出し
そしてそこから一匹の弁護士がこそこそと逃げ出そうと
28万5120時間の暗闇をめぐりながら
３時のおやつにひんぱんに出されたオランジーナを頭からかぶり
ずぶ濡れに
なった幸福の思い出を今か今かと待ちわびる
SFCの引き篭もり浪人生の履歴書にぼくのおとうさんは会計士ですと
一人で書き込む恥ずかしさを誰かに教えたくて
ゲイヘルの日を待ちきれずを事務所飛び出して 一目散に家を
めざしたのだけれど もれそうになるオシッコをがまんして
教えられた通り緑色に変わったら渡ろうとしていた
信号が 実は壊れていたんだと気づいたときにはすでに終わっていたんです
お元気ですか?厚史ちゃん(ｱｯﾁｬﾝ)