382 - 核撃てば尊師 2014/01/31(金) 18:39:35 ID:wTeloqCo
前回は、不登校になったときに何をしたら良いかについて掲載しました。
今回もまた、現在不登校の状況下にある学生さんを対象に、
「不登校を続けたまま引きこもりになり、30歳過ぎまで何もしなかった場合」について掲載しておきましょう。
尚、ここでは、一般的な一つのモデルケースとして、高校中退(或いは、高校進学歴無し)、職歴無し、30歳過ぎの男性を想定しています。
これを読んでいるあなた自身がその立場になったとして読んでみて下さい。
1:基本的に邪魔者扱いです。
社会は、有能な人に対しては優しいですが、無能力者に対しては極めて厳しいです。
30過ぎまで引きこもっていたあなたには何の能力もなく、社会全体から無駄飯食いのお荷物と見られています。
よって、中年期に差し掛かっているにもかかわらず、
親に寄生するだけで全く生産性の無いあなたの存在を、家族や親類でさえ苦々しく感じるようになります。
2:将来性の見込める仕事は事実上存在しません。
お荷物になりたくないと感じたあなたは、仕事をしようと試みるかも知れません。
しかし、何らかの得意分野が無い限り、ステップアップや未来のある仕事は存在しません。
基本的には、時給700〜800円前後で使われる程度の単純労働しかなく、それさえも、加齢と共に数が減少します。
仕事を探し始めたあなたは、自分が社会から必要とされていない現実を少しずつ悟り始めます。
3:年間所得は平均で50万円程度です。
引きこもりから抜けた後のあなたの年間所得水準は、平均して50万円程度です。
しかし、これは平均値であり、本当に何も出来ない人は無職のままで、有職者よりも、無職者の方が圧倒的多数派です。
(そのため、中央値はほぼ0です。)地方在住だと更に仕事は少なく、アルバイトすら無いことがあります。
ある程度の経験があり、比較的良い条件でも300万円を超えることはほとんど無く、
それ以上に行けるのは、あなたが特別な技術の持ち主か、或いは再教育により、高度な資格を保持出来た場合のみです。
あなたの家が裕福で、しかも親子関係が良好ならば、大学や専門学校に入り直すなどの選択肢もあるでしょう。
しかし、30過ぎでその可能性が残されているのは、極少数です。