305 - 塘懌䝿拝 (sage) 2013/11/27(水) 07:38:51 ID:EXVyCBe6
目の前に老婆がいるにも関らず、優先席に座る若者がいた。
音漏れに携帯いじりに足組みマナーは最悪そのもの。
周囲の人々は、荒れた目をした若者が怖くて誰も注意できずにいた。
若者の隣座ってた唐澤貴洋がタブレット端末を鞄に入れ、一呼吸して若者に一括
「君目の前におばあちゃんがいるだろ!席を離れなさい!」
つづけて唐澤貴洋は「お前たちも何で注意しないんだ!? お前たち大人がいい加減だから子供がだめになるんだ」
車内は静まりかえった、若者が舌打ちをしながら席を離れた。
おばあちゃんが唐澤貴洋に感謝すると、唐澤貴洋はこういった。「あんたもあんただ譲ってほしければちゃんと言うべきだ、
それに別にあんたの為にやったわけじゃない、俺がムカついたからやった それだけのことなり」 唐澤貴洋は再びタブレットと向き合う
彼のような男を侍と言うんだなと思った一瞬でした。