20 - 一般神奈川県民 2021/03/28(日) 00:25:19 ID:PtH4kS0K
元はといえばマスメディアや医療本がステロイドを悪く言い過ぎたことが発端のようです
今はもうテレビでやることはないと思いますが例えば今のyoutubeのテレビの公式チャンネルはある程度多様なものが見ているのに対して
デマばっかり流すような動画のコメント欄は信者以外見てないのでネット初心者はそれだけで引っかかるんですね実は
脱ステ民はインスタグラムのコミュニティなんかで群れてるらしく、おまけにステロイドをには医療者の側にも信者がおり
テンプレ作ってステロイド治療拒否を勧めたりしているのでどうにもならない気がします
http://www.myclinic.ne.jp/satoshouni/pc/free.html
ここまで行ったのはまともな職業人がネットで情報を発信する暇がなかったのと品質が高い情報というのは基本的に意識の高いコミュニティ
(直截的に言えば英語圏の上澄みなんかの無能を徹底的に排除した場所)でしか興味を持たれないことがあり大手SNSが難儀するところです
デマを流すコストより検証するコストの方が圧倒的に高い上何の実績にもならないから誰もやりたがらないんですよねニッセ然り
医療拒否全般についてはDavid J. Rothmanの医療倫理学の夜明けがお勧めだったりします
ニ十世紀初頭から医学が目覚ましく発展し、医療機器の大型化の結果馬車に乗った往診医が消失したことなどから医療者が患者の価値観に合わせられなくなり
さらに臓器移植や延命治療などの高度な医療が登場したことから六十年代アメリカにて発生した患者と医療者の間の闘争を描いた本です
こういった闘争の結果少なくともエホバの証人に無理やり輸血するようなことは起きなくなりましたが
さすがに親の庇護にいるものについては裁判所が動いて輸血を実現させたことがあるようです
反ワクチンも少なくとも一部は健康リスクをまともに認識したうえでやっているのでそういった医療拒否として捉えられないこともないのですが
他人にうつす可能性がある時点で受け入れがたいものではあります
有名な例としてはイタリアのポピュリスト党と極右党があり一部ワクチンの義務化を解除しようとしたことでかなりの問題になってます
2012年からワクチンが自閉症の原因になるとの指摘(間違い)があったのと要するに政府不信が恒じてこうなってるようです
https://time.com/5165670/vaccine-skepticism-northern-league-five-stars/
冷戦時代は国家が人体実験などをガチでやっていたのでワクチンに対する不信が生まれたのはしょうがないのですが
今は環境保護や経済の諸事情から大企業や政府が積極的に進歩的な路線を選びがちになって反面無敵の人の問題が目立つようになり左翼は弱者に厳しいとか言われるようになったのはちょっと興味深いですを
特定の政治家や党はともかく政府本体や行政と戦う左翼は完全に絶滅危惧種でしょうね