11 - オリンピッグ(43) ◆soPc9yPWvw 2021/03/24(水) 23:17:27 ID:MPVLNigQ
ゼウスが神と人間を分けるにはどうすればいいかとプロメテウスに尋ねました
そこで、プロメテウスは牛を殺して2つに分けました
ひとつは肉や内臓を牛皮で包んだもの、もう一つは骨に牛脂を大量に巻き付けたものを用意し、ゼウスにどちらが神の取り分かと尋ねました
ゼウスは美味しそうに見えた後者(骨and脂身)を選んだ
しかし、これはプロメテウスによる策略だった
プロメテウスは人間の取り分に肉や内臓(食用可)になるように意図的に仕組んだわけでふ
このことを知ったゼウスは激怒し、人間から火を取り上げました
プロメテウスは人間から火がなくなると、肉を焼くことおろか、暖をとることもできない(すなわち凍え死んでしまう)ことを分かっていました
だから何としてでも火を守り抜かなければなりませんでした
へパイストスの作業場にある炉で火を作ることで何とか火を守り抜きました
生命の燈火は文明の発展には不可欠なもので、やがて火がさまざまな用途に使われるようになりました
時代と共に人間は火を使った武器を作るようになり、あちこちで戦争が起こるようになってしまいました
ゼウスは人間から火を取り上げたかった本当の理由は、火を武器に使う人間の愚かさをはじめから危惧していたからだったのでふ