12 - 一般神奈川県民 2021/03/13(土) 08:16:29 ID:VohIHXW0
近代の心理学は統計分析も行い十分科学的といえるのですが、精神分析は臨床の場で確認できない・証明できないためただの衒学や哲学だという認識がなされております
これはフロイトユングの次世代で児童心理学・精神分析を専門としたアンナフロイト、メラニークラインの時代から存在した問題でした
そしてそのクラインの弟子筋にフロイトに帰れを提唱するジャックラカンが登場します
彼の理論には対象aなど面白い部分もありますが、一方で衒学・哲学・神秘学を極めたような内容にソーカル事件が直撃してしまいます
フロイトを読まない精神科医はいませんが、精神分析全体がせいぜい面接技法の一と捉えられているだけで、真剣に利用している医者は殆どいないと思います
現代医療において精神分析(というかフロイト)の功績は精神病を病気と認識したことくらいじゃないかと思います