173 - ◆NVVhO3Awtg 2021/03/18(木) 23:47:19 ID:3STdcN2C
続きます
そこで日本は前川リポートなるものを提出し巨額の公共事業を約束しました(いわゆる国の借金の大部分は税収が減ったバブル後多分10年くらい続けた財政支出と近年の高齢化によるものであるので時期的には関係ない)
なぜこんな約束をしたかと言うと巨額の経常利益を抱える日本の内需の拡大を図り経常利益を減らさせるためです
ちなみにこの頃財政均衡にも配慮するという矛盾も同然の約束もしています
また東京のオフィス不足が懸念されていたのでそれをビジネスチャンスと見る者がいました
その頃たまたま何者かが低金利故か土地を事業用、投機用に買ったところ買いが買いを呼び不動産の価格が上がりました
金融緩和と財政政策が揃いついでにその頃原油安になっていました
石油危機を産業構造の変化や解雇や非正規化で乗り越え日本の国力は増していましたがしかし過大評価されました
ついでに金利が下がると金を借りたり利回り(配当など)の関係で株に金が流れ込むわけです
土地神話と言う一種の担保のあった土地に続き株も上がりました
ついでに所得税(累進課税)の最高税率が高すぎるという指摘があり引き下げ好景気化に自動で増税してくれる税(インフレになっても上がるのでスタグフレーション時は困りもの)の利点を削いでしまいました
実際当職の父など当時の一部の人はバブルだと感じていたようです
しかし大部分はGDPとかを見る頭もなかったのか頭バブルな行動をとり続けむしろ頭バブルじゃない、後から振り返ると投機否狂気の株投資をしない者は馬鹿にされました