1 - 核撃てば尊師 2013/07/11(木) 03:48:51 ID:kFlMrLbb
SCP-40298-TakahiroKarasawa(唐澤貴洋)
Item#:SCP-40298(http://www.scp-wiki.net/scp-40298)
ObjectClass:Euclid
取扱方:
文書SCP-40298-T2の実験概要と結果を参照。
SCP-40298はそれ自体活動的ではありませんがサイバーネットワーク上の行動には注意が必要です。
東京都港区虎ノ門3-16-7ピュア虎ノ門ビル4階に設置されたコンピュータモジュールを常にDクラス二名に監視させて下さい。
概要:
SCP-40298は30代中盤のやや太り気味で、小洒落たスーツを着こなしたアジア人です。
髪型はソフトモヒカン、タータンチェックのネクタイを締めています。
職業は弁護士であり、ともに会計士の父と祖父を持ち、弟を青春時代に失っています。
以上はSCP-40298が彼専用のコンピュータモジュールを通し、サイバーネットワーク上に公開している情報です。
この情報の真偽を確認する術はありません。SCP-40298は一種の情報操作能力を持ち、彼に関する情報を外部に漏らさないためです。
2 - 核撃てば尊師 2013/07/11(木) 03:49:17 ID:kFlMrLbb
あなたが望むなら東京都港区虎ノ門3-16-7ピュア虎ノ門ビル4階恒心綜合法律事務所に直接出向き、SCP-40298と接触することは可能です。
しかしSCP-40298に関する情報を他の人に伝えることはできません。
Dクラスを用いた接触実験では、SCP-40298と30分程度の会話(弁護士である彼が無料相談を受け付けてくれる時間です)を行った後、
DクラスからSCP-40298に関する情報を聞き出そうとしましたが失敗に終わっています(実験記録40298-1を参照)。
この作用はビデオカメラ等の非生物にも作用します。
この事からSCP-40298は情報そのものに何らかの処置を施している可能性が強いと見られています。
SCP-40298が直接外部に被害をもたらした事例はありませんが、彼の弁護士としての能力は率直に言って”酷いもの”であり
情報操作能力と相まって相談に訪れた善良な市民に損害を与える可能性が指摘されています。
3 - 核撃てば尊師 2013/07/11(木) 03:49:39 ID:kFlMrLbb
実験記録40298-1
場所:東京都港区虎ノ門3-16-7ピュア虎ノ門ビル4階恒心綜合法律事務所
実験手順:
女性のDクラス(D-1)にネットアイドルを装わせ、肖像権の問題についての相談を持ちかける。
結果:
D-1は「弁護士の先生はね ぽっちゃりしてた いい人だったよ 」と繰り返すのみで何ら具体的な情報は得られず。
SCP-40298自身に関係のない話題(相談の結果など)にはしっかりとした返答が可能。
精神鑑定でもなんら以上は見られず。
補足:
珍しくSCP-40298がまともな対応を行い、D-1は肖像権侵害者のIPを取得、損害賠償請求に漕ぎ着ける。
無能ではなかったのか?