1 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 15:17:30 ID:4JpD5f6s
トントントントントントン…
包丁の小気味良い音が台所から聞こえてくる
2 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 15:18:18 ID:4JpD5f6s
書き始めで立ててしまった
当職 無能
3 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 15:20:33 ID:8W6c30LA
ファッ!?
4 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 15:29:35 ID:SSCDXgrU
良いよ続けて
5 - ハマグリ尿棒 2013/07/08(月) 16:59:28 ID:HU.uuVow
トントントントントントン…
台所から聞こえてくる包丁の小気味良い音が、貴洋をまどろみから引き戻した。見ると、カーテンの隙間、窓の外はもう日が暮れていた。
どこか寂しげな風の音が、貴洋の耳元を撫でていく。
涼しげな風を心地良く感じながら、貴洋はぼんやりと、今日一日がまた無駄に終わった事を知った。時折点滅する古びたデスクライト、枕代わりの六法全書、ノートに描かれた無意味な落書き。
貴洋ははっきりとしない意識のまま、その落書きを消しゴムでこすり始める。自分の似顔絵も自分への罵倒も、そして誰に宛てたのかも分からない懺悔の言葉も。
すべてが白いカスとなって消えていく様子を、貴洋は黙って見つめている。
そしてふと、彼は自分の手のひらが冷たい汗でじっとりと濡れている事に気がついた。彼は深いため息をつきその汗をぬぐいとると、台所へと向かう。
もう、ちゃぶ台の上に皿は並べ終わっていた。父洋も、母厚子も、そして祖父1Aも席に着いていた。誰一人口を開かず、ただテレビの音だけが沈黙に絡みついている。
貴洋は出来るだけ息を静かにしながら、そっと席に着いた。
彼が席に着いた所で、それとなく食事は始まったが、会話は始まらなかった。かちゃかちゃと食器の擦れ合う音が食卓の上に響く。
そこにあるコミュニケーションは、かぼちゃの煮つけやほうれん草のおひたしやらにのばされる箸同士が重なり合わないように、お互い察する事だけだ。
誰もお互いの目を見ず、ただ機械的に箸を動かしている。
ふと、貴洋のぼんやりとさした箸が、父親のそれと触れ合った。
貴洋は部屋の温度が下がった様に感じ、また、取り返しのつかない事をしてしまったかの様に嫌な汗がどことなく伝っているのを感じる。
「貴洋」
そう言われた事に、数瞬遅れて彼は気がついた。彼は、身の置き所が無くなってしまったかの様に落ち着きを保てなくなった。
「す、すすすみませんナリリリリリ」
体がついていかない。意識もついていけず、まるで食卓から一人取り残されてしまった様に思いながらも、みっともなく口ごもる。
ああ、またやってしまった。今の貴洋は家族の目にどう映っただろう。貴洋は顔から火が出る思いで、しかしどこか納得している自分がいる事に気づいていた。
中学時代がフラッシュバックする。誰からも興味を持ってもらえない一人ぼっちの教室を、誰からも肯定してもらえない学校を。
こんな出来損ないに向けられるものは全部馬鹿にする様な視線だった。客観的に見て劣っている。だったら、家族も失望している。おまえは要らないって、そう言っている。
「貴洋」
ハッ、とする。そうだ、今は食事中だった。失敗に失敗を重ねるなんてほんと馬鹿な野郎だ、何をやっても反省しない。しないのではなく出来ない、やっぱり、劣っている。
そうしてただ震える彼にかけられたのは、思いの他穏やかな言葉だった。
「味噌汁、薄くないか」
思わず、顔を上げた。そこには、彼の想像よりとても小さな父親がいた。彼は思った。いつから、父親の顔を見ていなかったのだろう。
目じりのしわも、白くなったもみ上げも。彼が知る父親とかけ離れていて。それはまるで子を心配する普通の親だった。
「少し、出汁が薄い気がするんだが、どうだ、」
なんだか拍子抜けした。
「はいナリ」
彼は自分の言葉がスムーズに出たことに気づかなかった。その事より、味噌汁を作り直そうとして、父親が自分の椀を、家族の椀と一緒に持っていった事に驚いたのだ。
何の区別も無く、何の見返りも無く。そして、父親が続けてとった行動に、彼は驚愕した。
突然、父親がズボンもパンツも一緒くたに脱ぎ散らかしたのだ。
次いで止める間も無くそれぞれの椀におちんぽを差し込むと、身を震わせながら小便を注ぎ込む。ジョッジョッジョロオロロロロロロロロロロロロロロ。
父親は幸せそうに顔を歪ませ、こっちを見ている。見ると、母親も、祖父も、こちらを凝視して笑顔を浮かべている。
しばらくして運ばれてきた味噌汁の濃い味に、当職も思わず笑顔になった。
「「「「アハハ!」」」」
6 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 17:05:33 ID:zhSJ3tu.
真面目に読んで尊師た
唐澤貴洋殺す
7 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 17:37:21 ID:yfjfJxAc
文学から一転してキチガイ…見事ナリ
8 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 17:49:28 ID:fgxgzU/o
これぞ唐澤文学
9 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 17:59:08 ID:ywr74jl6
タイトルの時点で予想はついたが、ラストの畳み掛けがすごかった(こなみ
10 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 19:37:17 ID:hkMqnm8g
394 :核撃てば尊師:2013/07/06(土) 11:18:29 ID:aEc4cdXAO
虎ノ門がイイネ・と君が言ったから 7月1日はヒジュラ記念日。
そうして洋はどら息子の全てを受け入れた。例えて言えば、聖書にある放蕩息子の話の様に。違いがあるとすればそこに性的接触があった事だ。
「ナリ…ナリ…ッナリ…」
息子がコンドームの袋に手こずり、そのやり場の無い性欲を下腹部のチンポで跳ね回らせている。その様子を視界に、洋は目を細めた。
大 きく反り立つフルチンポ。中身の詰まったズッシリキンタマ。思わず尻たぶがひくつく。
情欲に溺れた思考に尻穴が荒い呼吸を繰り返し、口元をよだれで濡ら す。静かな緊張をもどかしく思っているのか、括約筋が時折せり上がっては戻っていく。
極度の興奮は脱糞に似ている。だから私は、この子は肛門期から抜け出 す事ができない。
私の目の前で、ようやくゴムをつけられたのか、唐澤家長男が満足げに笑う。
チンポを覆う薄い膜はサイズが合っていないのか、不格好なまま脈打つ肉を締め付けている。
はち切れんばかり、股間は爆発寸前とばかりに汁を垂らし、ゴム越しだというのに濃密な雄の匂いを感じさせる。
洋は年甲斐もなくときめいた。まるで初めてを捧げる乙女の様に、恐怖と緊張、そして何よりも期待から乳首を固くしこらせる。
し かし先達、股間そそり立ち、士業の何たるかを後進に伝えねばならぬ。
故に今宵口伝ならぬ体伝するのは、まさに士業の虎ノ巻、虎穴に入らずんば虎子を得ず、
獅子は谷底に我が子を突き落とすというが、果たして私白カスが息子の息子を突き落とすのは、
谷底など生温い、地獄谷とも言うべき熱々に蕩けた焦熱地獄。
洋は息子の顔の前に仁王立ち匂い立ち、Tバッグの紐を解いた。途端に広がるカスれたような、しかし濃密な臭いが部屋中に広がる。
部屋に飾られた花は瞬く間に しおれ、窓ガラスは割れ、ビルは吹き抜けになり、ひび割れた壁面から同業者がぽろぽろと落ちていく。
そこに地獄の蓋が開かれた。
しかしそこは池沼唐澤貴洋、一呼吸置く事も無く跳ね回る下半身の勢いそのままに洋の肛門付近の白尻毛に分け入り、そしてのしかかる様にしてぶち抜いた。
唐澤貴洋の運動エネ ルギーを超えた性欲エネルギーの余波は白カスの白モミを容赦なく揺らす。
飛び散った汗が周囲に撒き散らされ、生き残った同業者を生きたまま溶かす。風に吹 き散らされた揉み上げが、同様に生き残った同業者の頭を串刺しにする。
その様子を見た人々は口々に叫ぶ。鬼か、悪魔か。いや、虎だ。猛虎だ。虎ノ門の悪魔だ。
そ の通り、今の唐澤貴洋は何かが乗り移っているようだった。
猛虎招来。猛虎襲来。腰を振りながら、弁護士は叫ぶ。
ああああああああああああああああああああ あああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイ リブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
周囲の人々を脱糞で押し流しながら唐澤貴洋は言う。なぜ虎が強いのか分かるか。元々強いからよ!
そうして家柄の良さをアピールした唐澤貴洋はひとしきり虎の様に周囲を威嚇し、腰を震わせて玉の中身を出し切ると、カメラに映る様に洋の後ろから退い た。
しかしその時、ゴムの根元を抑えなかった為に、洋の尻穴には忘れ物が残されていた。
この詰めの甘さが後々の禍根になりません様に。肛門から流れた一筋の星に、父親は祈ったとさ。
おしまい
11 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 19:46:32 ID:tnwC8tmM
虐殺される同業者でミント
12 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 20:15:02 ID:IgfGEQaY
たまげたなあ…
13 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 21:42:35 ID:NDI4NmMzNTk2OTE1ZjYzMDNiMzZjMzkzODE=
きたないけどきれい
15 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 22:25:02 ID:usBuvdXK
てす
17 - 核撃てば尊師 2013/07/08(月) 23:07:25 ID:h09aM90L
日本文学賞ノミネート不可避