24 - 名無し (sage) 2013/07/06(土) 18:30:42 ID:YNdxG4A6
大正時代のメディアを調べてる学生なんやが、昔日本とハンガリーは同根だから仲良くしようという動きがあったみたいや
第一次大戦後ワシントン海軍軍縮条約などで反米の機運が高まる中、欧米に対抗するためのアジアの団結が叫ばれ
その流れで満州事変や日中戦争も起こるんやが、アジアというのは中国だけじゃないわけで他にも仲間を探す必要があった
目をつけられたのがハンガリーやトルコのような地理的には欧州にあって人種的には欧州らしくない非白人国家
彼らは日本人と同じ「ツラン民族」を起源とするアジアの仲間だという「ツラニズム」説が登場した
陸軍はこの説をおおいに宣伝してフン族(匈奴)の末裔を称しているハンガリーもツラン民族の仲間に組み込まれた
ちょうどトルコやハンガリーでは革命が起きていたので新政権に親日的気風を入れたかったのかもしれん
向こうがこの学説をどう思っていたかは知らんがそういう動きがあったという話。とりあえず取り急ぎ