8 - 核撃てば尊師 2017/02/06(月) 00:16:01.47 ID:T6XNWqHq0
SCP-298 :エレベーターの怪
object:Euclid
収容方法
SCP-298の周囲は必ず2名以上の武装した職員が滞在し、一般人が立ち入ることのないようにしてください
SCP-298周囲とその内部に監視カメラを設置し、異常があればただちに担当のクリアランス4以上の職員に報告されます
SCP-298-1との戦闘が起きる場合、必ずSCP-298-1の触れない位置に間合いをとってください、いかなる場合でもSCP-298内部に入る
ことは許されません
概要
SCP-298は1980年代に製造されたシンドラー製のエレベーターです。東京の[削除済]ビルの外部に本来はドアがある部分に取り付けられてあります
SCP-298内部は機械による調査の結果外観やその他ボタンについて他のエレベーターを大きな違いはありません
不規則な間隔(数か月に1回程度)またはSCP-298内部に12歳以下の女性が侵入した場合、SCP-298の外部分にSCP-1と称される人型生物が未知の手段で生成されます
SCP-298-1はただちにエレベーター内部に侵入し、[削除済]。この時点で被害者は[編集済み]の状態で発見されます。またSCP-298-1の侵入を妨害した対象においても同様に攻撃します
SCP-298の攻撃映像や明確な殺害した映像についてDクラスを用いて2回実験しましたが、殺害部分の映像はノイズで乱れ解析することはできないため攻撃方法は不明です
被害者の遺体は無惨な状態であり、これを処理した担当職員はストレスによりのちに自殺しました。ストレス測定を行ったところSCP-231の管理する[削除済]職員と同等のストレスを抱えていたと考えられます
男性や条件を満たさない女性がSCP-298に入っても異常は示しません、また本ビルが設置してある4Fまでは通常のエレベーターと同じように利用することができます
ただし、ボタンには5Fと本来のビルに存在しない表示があり、5Fを選択するとSCP-298が●●%の確率で生成します
SCP-298の出口はビル内部に存在する別のエレベーターの出口につながっており、SCP-298は入口以外の方法で突入する方法は分かっておりません
収容状況
SCP-298は行方不明となっていた●歳の少女が死亡した事件において財団に発見されました。死体は全体の90%が損壊し、[削除済]。
財団のエージェントと武装部隊が調査したところ、職員の一人が5Fを押したことによりSCP-298が出現し戦闘になりました。
SCP-298-1の破滅的なダメージにより鎮圧することに成功しましたが、財団職員にも大規模な人的被害があり、10名の武装職員が死傷しました
うち、3名はSCP-298の被害者と同じ状況でした[事象A]
SCP-298の設置されたビルは不発弾が地下で発見されたというカバーストーリーの下、近くの企業が移動し、財団の管理する偽装企業が管理しています
収容プロトコルが確立されて???日が経ちましたが、幸いにもSCP-298-1による犠牲者は事象A以来7名に抑えられています