20 - 核撃てば尊師 (sage) 2017/02/06(月) 00:30:56.08 ID:T6XNWqHq0
SCP-9626 "Son" Seal
Object Class : Safe
取扱方
財団職員は収容エリア外でSCP-9626を見かけた場合、すぐに専用の薬品を用いてSCP-9626を除去してください。
また、研究所内に平面を持った建造物を設置する場合、日常的に財団職員の目に入る場所にのみ設置してください。
概要
SCP-9626は雑貨の形態を模したSCPです。
ほとんどの場合、SCP-9626は中年男性らしきイラストが印刷されたステッカーのような外見をしています。
SCP-9626一個体での害は無に等しく、景観に馴染むことで人々に受容されているケースさえあります。
SCP-9626は何かしらの平面に発生し、約24時間かけて倍に増殖します。除去されない限り、やがてその平面は全てSCP-9626で埋め尽くされます。
以下は上記の状態のままSCP-9626を放置し続けた幾つかのケースの結果です。
・SCP-9626が家屋のドアにまで達し、閉じ込められた。
財団職員によって発見された時、既に被害者は家屋の中で糞便を撒き散らし、餓死していた。
・被害者が眠っている間に増殖したSCP-9626が呼吸器に貼り付き、窒息死した。
・被害者がトイレの個室においてSCP-9626を視認した直後、SCP-9626が増殖、肛門に貼り付いた。
数週間後、被害者は便秘によって死亡。
追記:現在、中年男性のイラストが印刷されたもの以外に新たな外見のSCP-9626が確認されています。
青年や初老男性らしき写真が印刷されたもので、目撃者にはその人物の事が思考から離れなくなる症状が出ており、詳しく調査中です。