SCP路線保管庫 (21)

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11 - 核撃てば尊師 (sage) 2017/02/06(月) 00:18:06.12 ID:T6XNWqHq0

SCP-74 奥様は戦艦
Object Class:Euclid→safe

取扱方
船舶免許を持たない者、過去に船舶の操縦経験が無い者はSCP-74に対する接触は禁じられます
半年に1回、船舶免許を持つ自衛隊と財団職員のみでSCP-74-A・Bの操縦を行います
SCP-74の影響を受けた男性は財団の監視下に置かれ、交通機関による免許試験の結果を成績によらず全て不合格とします

概要
SCP-74は日本の海軍、自衛隊が所持している艦船に現れる異常現象です。現在はフィリピン沖でサルベージされた雷型駆逐艦戦艦電の残骸(SCP-74-1)
むらさめ型護衛艦5番艦いなづま(SCP-74-2)、7番艦いかづち(SCP-74-3)にのみ起こります。
過去に船舶を操縦した経験の無い者、あるいは船舶免許の持たない独身男性がSCP-74と物理的な接触、および搭乗した場合にその異常な特性が発現します
この特性の影響をうけた者はSCP-74を妻と思い込むようになります。インタビューの結果男性はSCP-74を10代から20代の茶髪の女性として認識します

この状態において男性は船舶の免許を取ることに力を注ぎ、免許試験では本人のIQ・運動能力とは無関係に満点に近い成績を修めます
その後、男性は自家用クルーザーを購入し、結婚式と称して友人・家族を誘います。このクルージングは天候や船が正常だったのにもかかわらず沈没し男性とその関係者の死亡という結果に
つながります。またこの時引き上げられたクルーザーは何か別の物に衝突・座礁した時に見られる破損が見られます。また2隻においてSCP-74-2の一部とみられる装備品が見つかりました。
収容プロトコルが確立されるまでに17名の男性が影響を受け、一連の事象の後、120名がクルージングに参加し、??%が死亡しています

またSCP-74に指定される戦艦を1年以上操縦しない場合、この特性が別の艦船に移動することが分かっています。この特性が判明したため、収容方法が書き直されオブジェクトクラスもsafeに引き下げられました