SCP-40298 一般男性 (30)

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16 - ゆぱー! 2015/12/31(木) 16:06:39 ID:pp0Jd3PE

SCP-87345-KRSW 「姫」

OC:Keter

取扱方:SCP-87345-KRSWは廃鉱山に偽装された特別収容サイト-87に収容されます。最低でも10名の武装職員が常駐しSCP-87345の脱走を監視します。
収容違反時のために10万ルクス以上の光源装置を5個保管します。光源装置によってSCP-87345を収容セーフゾーンまで移動させます。

概要:SCP-87345は全長15m以上にもわたる巨大な節足動物の一種です。口吻の部分に日本人女性の顔ような模様があり、女性の香水のような匂いを絶えず放ちます。
SCP-87345は新陳代謝が非常にゆっくりとしたスペースのため1年に1回程度の給餌でしか食糧を必要としません。それにも関わらず、SCP-87345は食糧を見つけようと地下を時速40kmから50kmで探し回ります。
非常に敵対的な性質であり、強酸性の液体や致死性の毒針を多数所持します。最も危険な攻撃方法は前方への突進で口部分は平常時から10倍にまで拡大し前方の生物・無生物に関わらず全て丸呑みにし吸収します。しかし消化能力は小さく
数日で強酸に犯された状態で排出されます。
SCP-87345に対して強い光源は有効です。SCP-87345の状態によっては太陽光でも激しく嫌います。この性質のため昼の間はSCP-87345が地下洞窟から外に出ることはありません。

SCP-87345捕獲記録
財団に複数の行方不明者の情報、人食いムカデの出現のうわさから現地に捕獲チームを派遣。その中から精鋭4人を選出し探査・捕獲を試みた。
SCP-87345捕獲時の探査記録: 捕獲職員 エージェント・ユビタン、クサイモン博士、エージェント・エスエス、エージェント・ピース
音声記録:我々は自身を含む4名の職員を率いて洞窟内に侵入した。
0:34 ユビタン職員が何かうめき声がすると報告、しかし音声記録は何も検出しない
1:58 捕獲チームは地下150mの深さまで到達、何やら異臭がするとともに気温が突如25℃まで上昇
2:23 気温上昇はなおも続く、エスエス・ユビタン職員が洞窟のさらに奥に何かを見たと報告
3:50 どうやらピース職員の様子がおかしい、本部との電波は次第に弱くなりつつあるため、安全な場所を探して設営地を作る
4:22 設営地となりうる場所を発見。私とピースは設営地に残り二人はさらに探査を行う、2時間で帰還できない場合は彼らが死亡したものとして撤退する。彼らに神の加護があらんことを
5:15 さらにピースの状況が悪化する二人が帰還する。洞窟は200m先で通行止めになっていた
6:18 SCP-87345と遭遇、エスエス職員のとっさの判断により光源弾によって追い払われる。再度6:55でも交戦し光源弾によって気絶させることに成功。これによって一時的な収容プロトコルが確立される。
7:40 洞窟から撤退開始する
8:22 ピース職員が突如として大声を上げ「姫!ぼくだけの姫!」と言いながら職員に対して発砲、残りの職員は応戦する
8:26 ピース職員を無力化、ユビタンが負傷したため一時的に休憩
9:16 ピース職員の遺体が消失。[削除済]
9:29 複数の人の絶叫、悲鳴と共に音声記録が途絶える
12:25 突如として音声記録が再開、ピース職員の声ではあったが内容は[クリアランス4に制限される]

洞窟内からは3人の遺体が発見されたがピース職員の遺体は発見されず現在も調査中である。