【オメガ】小関直哉★9【たくまKけα`やかに】 (1000)

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667 - ゆぱー! 2015/12/31(木) 00:49:14 ID:E8D1qImA

初めは穢れを知らぬ幸福だけだったがやがて慣れてきたのかその感謝も多少薄れてきた。
その代わりに小関直哉の意思が空間の中を動くたびに宇宙で原子よりダークマターが占める比率が大きくなってくる。

「うぅっ…あぁ…創造神…気持ちいいです。」
「俺もだ…」
「良かった…創造神も人類に神へと近付いてもらうお積もりですね…っうん!」
「…正直言うと、もうこっちも余裕が無くなってきた。」
 宇宙創世を続けながら小関直哉が呟く。正直地球人類も破滅の時が近づいている。
「我らも…別次元の存在へと転移しそう…創造神、今日全人類安全日なんです。だから…精神にっ!」
「有機構造体っ…もう限界だ…」
「はい。創造神、いつでも…どうぞ。」
「うっ…くうっ…」
 小関直哉はそのままあまねく生命の中に絶望を発射した。熱いドロリとした絶望が人類の永遠の罪として注がれていくのが分かる。