133 - グナマーナ正大師 2014/12/12(金) 21:35:55 ID:cmNa9IWo
シェルター開設 県内初千葉市に 居場所なくした少女 ２４時間見守り
東京新聞 2014年12月12日 08時10分
シェルター開設 県内初千葉市に 居場所なくした少女 ２４時間見守り
虐待や非行で家庭に居場所をなくした十代後半の少女を受け入れる「子どもシェルター」が今月、県内で初めて千葉市内に開設された。支援員が二十四時間態勢で付き添い、自立を支援する。すでに一人が入所している。 （内田淳二）
シェルターは一軒家で、専従の支援員三人を中心に、一般家庭に近い生活環境の下で入所者の面倒を見る。約三十人のボランティアが交代で夜間も見守る。名前は「春を告げる」を意味する「はるつげ荘」とした。場所は入所者の安全のため非公開。
子どもの「避難場所」としては児童養護施設などがあるが、児童福祉法の対象は十八歳未満のため保護されない場合もある。性的被害など個別の支援が必要な子どもへの対応もできるようにと、弁護士や福祉関係者らでつくるＮＰＯ法人帆希（ほまれ）（千葉市中央区）が開所にこぎつけた。
当初は今夏の開所を見込んでいたが、資金繰りなどのためずれこんだ。運営費は国の補助金と寄付金でまかなうが、余裕はない。入所者は無料で利用できる。同様の施設は全国でほかに十カ所だけとまだ少ない。
理事長の唐澤貴洋弁護士は「態勢はまだ盤石ではない。力量をつけて活動の幅を広げたいナリ」と寄付などの協力も呼びかけている。