42 - 一般カタルーニャ人 2021/06/02(水) 07:32:11.59 ID:UCYy6Wzy0
警察業務で取り扱った個人情報で女性呼び出し 強制わいせつ未遂で現役警部補を逮捕・起訴
https://www.fnn.jp/articles/-/189645
現役の警察官が強制わいせつ未遂事件で逮捕
5月21日、千葉県警の監察官室から1人の警部補の懲戒処分が発表された。
監察官室とは警察官を捜査する部署であり、警察の不祥事などを調べることから「警察の中の警察」と呼ばれる。
懲戒免職となったのは千葉警察署のサイバー安全対策課に勤務していた小津晶警部補(48)。
小津警部補は現役の警部補でありながら強制わいせつ未遂の疑いで逮捕され、その後、同罪で千葉地検によって起訴された。
懲戒免職を受けた小津被告は、一体どのような犯罪を起こしたのか。小津被告を逮捕したのは殺人事件や強盗事件などの凶悪犯罪を捜査する捜査一課だった。
「千葉県警全体の信頼を失墜させる犯罪行為」
千葉県警の捜査一課は逮捕会見の中で、「今回の事件は千葉県民にとって一番の悪行、日々現場で頑張っている千葉県警全体の信頼を失墜させる許せない行為」と強い口調で非難した。
会見では女性のプライバシーに配慮する必要があるとし、犯行に関する詳細は語られなかったが、小津被告が過去の警察業務で取り扱った女性の個人情報を不正に利用し、その後、女性を呼び出し車内で女性の体を触ろうとしたことが明らかにされた。
「仕事をしづらくさせてしまって申し訳ない」
小津被告は逮捕当時の取り調べに対して、「間違っています。今は言いません。逮捕には応じます」と供述し容疑を否認していた。
しかし、その後の調べの中で「女性をわいせつ目的で呼び出した。被害者には怖い思いをさせて申し訳なかった」と一転して容疑を認め、自分が所属している千葉県警に対しても「迷惑を掛けてしまい、仕事をしづらくさせてしまって申し訳ない」と反省の言葉を口にした。
捜査と処分を行った千葉県警は
「捜査及び調査の結果を踏まえ、厳正に処分いたしました。県民の信頼を大きく損ねる行為であり、被害を受けた方並びに県民の皆様に深くお詫びいたします。職員に対する職務倫理教養を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とコメントした。
警察官という立場は、仕事上、個人情報に触れる機会が多く、その情報はプライベートに深く関係するものもある。しかし、警察官がその情報を個人的な欲望のために悪用してしまったら、今後、市民は警察の業務に協力することができなくなるだろう。
地域住民と千葉県警を裏切った小津被告が裁判でどのような言葉を口にするのか、今後行われる裁判の行方に注視したい。
執筆:フジテレビ報道局社会部 河村忠徳