621 - 一般カタルーニャ人 2022/03/22(火) 10:21:37.86 ID:P+yzmdzG0
連投すみません、雑談に貼った記事のパカ弁清水のコメント
●清水弁護士「正当な批判のつもりでも、他者を傷つける可能性」
今回のアンケート結果について、清水陽平弁護士は次のようにコメントしました。
「本文中でも指摘がありますが、『誹謗中傷』という言葉は法的な概念ではありません。
言われた側にとって『不快な言葉』をもって誹謗中傷と言っている状況であり、発言をした本人が『誹謗中傷である』と認識していなくても、言われた側からすれば誹謗中傷であると捉えている例は非常に多いだろうと想定されます。自身の投稿が誹謗中傷だと思わないまま投稿してしまう理由がここにあると思います。
誹謗中傷への対処として、『何もせず放置した』という回答が最も多かったということですが、これは仕方がない部分もあると思います。
削除や開示請求などの法的対応を取っていくためには、権利侵害があることが必要不可欠です。誹謗中傷をされた≠権利侵害がある、とイコールで繋がらないため、仮に不快な投稿等をされたとしても、何もできないという例も少なくないのが現実です。
とはいえ、正当な批判であると考えていたとしても、他者を傷つける可能性があるということは認識しておくべきです。ネット上で発言をするということは、それについて批判を受けたり、法的責任を負担する可能性があるということであり、投稿等をする際はそのことを意識していただくのがよいと思います。
侮辱罪の厳罰化については、個人的には、名誉毀損罪との差が大き過ぎることや、時効の問題など実務上の観点から、比較的、好意的に捉えています。
もっとも、厳罰化をするということは、翻って、国民の自由を制限する程度が強まる、ということでもあります。より厳しく取り締まった方がよいと考えている人が多いようですが、場合によっては、自分が取り締まられてしまうリスクがある、ということを考える必要もあるのではないでしょうか。
捜査機関がこれを濫用するリスクもないわけではなく、個々人が関心を持って議論ができるとよいなと思っています」
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