868 - 一般カタルーニャ人 2022/03/21(月) 20:04:34.47 ID:jL55QHmC0
耳に入るのは一握りの側近の意見
あくまでプーチンとロシア国内の状況については、メディアを通じて報じられている限りのものだが、まず客観的な戦況を確認しておくと、事前の予測を裏切って、ウクライナの首都キエフがいまだに陥落していない。米国の複数の報道機関は2月の上旬に、米情報機関の分析として、ロシア軍がウクライナに大規模に侵攻した場合、首都キエフは2日以内に陥落すると伝えていた。
だが、ウクライナ軍の抵抗とロシア軍の予想外の弱さがいまの状況を導いたとされる。プーチンは苛立ちを隠せないとする一方で、実は侵攻を開始する以前からプーチンは孤立し、自身に都合のいい情報だけが耳に入ってくる組織になっていた、言い換えれば、聞きたくない情報は遠ざけるようになっていた、という分析が広がっている。侵攻についてもプーチンの側近と呼ばれる人物と密室で決められたのではないかとされ、反対する政府高官を遠ざけたともされる。
時事通信が報じているところでは、米国のニューヨーク・タイムズによると、プーチンが安全保障問題で頻繁に会う人物として、パトルシェフ安保会議書記、ナルイシキン対外情報局長官、ボルトニコフ連邦保安局長官、ショイグ国防相の名を挙げているとし、このうち、ショイグ国防相を除く3人は旧ソ連国家保安委員会(KGB)でプーチンと同僚だったという。
プーチンは1975年にKGBに入省すると、サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)支部の諜報機関勤務となる。プーチンが2000年に大統領に就任すると、KGB時代の同僚を政権に呼び寄せ、最大派閥「サンクト派」のシロビキ(武闘派)を形成していく。
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