572 - 一般カタルーニャ人 2021/09/27(月) 05:17:51.80 ID:omqiNhHRI
明日は九州で鬼殺隊の同期の送別会。親から独立し、育手からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は汽車を利用して行くことにした。
汽車の利用は初めてだったので汽車の乗り方がわからず大遅刻、駆け込み乗車するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に修行時代を思い出す。「自分は鬼殺隊だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る三等車は4列だ。値段で選んだのは失敗だった。木製の座席に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が目力の強い男性ということもあり緊張して寝られなかった。
しばらくすると隣の男が駅弁を食べ出した。
そこで当職も小腹を満たすために汽車乗る前に買ったおにぎりを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガおにぎりを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
おにぎりの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズの緑茶はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると車掌が検札にやってきた。当職は切符を見せて鋏痕を入れてもらう。
再び座席に座り、列車は目的地の九州へ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい睡魔とかつてない悪夢に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
精神の核を破壊された齢三十四にもなる男の奇声が無限列車の中でこだました。