唐澤文庫(唐澤貴洋etc.長文創作スレ) (224)

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127 - 核撃てば尊師 2013/04/30(火) 15:44:35 ID:OkDHOL820

唐澤貴洋は、弁護士の仕事に関しては昼も夜も関係なく、時間を忘れて没頭した。普段の睡眠時間も30分ほどの仮眠を1日数回、合計3時間ほどしか取らず、ほぼ24時間体制と言ってよいスケジュールで仕事を続けていたため、「五反田の事務所の時計には針がない」とまで噂されたほどであった。彼は後年、「私の若い頃には、1日8時間労働などというものはなかった。私が仕事を1日8時間に限っていたら、成功はおぼつかなかったはずナリ」と語っている。彼は84歳で死んだが、80歳を過ぎてもなお「私にはまだやらなければならない仕事がある。少なくともあと15年は働かなければならないナリ」と言いながら1日16時間のペースで仕事を続けていた。