300 - 核撃てば尊師 2013/04/15(月) 19:29:30 ID:hmunsSdM0
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130415/k10013935181000.html
グーグルに表示差し止め命令
4月15日 19時28分
大手検索サイト「グーグル」に、自分の名前を入力すると、身に覚えのない犯罪行為を連想させる単語が表示されるとして、男性が表示をやめるよう求めた裁判で、東京地方裁判所は、「違法な記事を閲覧しやすい状況を放置した」と指摘し、グーグルに対し、表示の差し止めと慰謝料30万円の支払いを命じました。
「グーグル」の検索サイトに名前などを入力すると、「サジェスト機能」と呼ばれる機能によって、補足情報として単語が自動的に表示され、例えば「NHK」と入力すると、「ニュース」や「ラジオ」などの文字が表示されます。
原告の男性は、グーグルの検索サイトに自分の名前を入力すると、身に覚えのない犯罪行為を連想させる単語が表示され、それが原因で退職に追い込まれたとして、表示の中止と慰謝料など1300万円の支払いを求めていました。
15日の判決で、東京地方裁判所の小林久起裁判長は「プライバシーの侵害に当たる違法な投稿記事を、簡単に閲覧しやすい状況をつくり出したまま放置し、男性の社会的評価を低下させた」と指摘し、グーグルに対して、表示の差し止めと慰謝料30万円の支払いを命じました。
判決について、グーグルの日本法人は「判決の内容を精査し、今後の対応を検討します」とコメントしています。
「サジェスト機能」とは
「サジェスト機能」というのは、インターネットの検索サイトで調べたいことばを入力すると、補足の情報が自動的に表示される機能です。
例えば「NHK」と入力すると、「ニュース」や「ラジオ」などといった関連することばが自動的に表示されます。
グーグルだけでなく、ヤフーやマイクロソフトなど、ほとんどの検索サービスで導入され、グーグルは2008年からこのサジェスト機能の提供を正式に始めました。
補足の情報の表示は、過去の膨大な検索結果を機械的に処理し、検索する人が何を調べたいか推測する形で行われ、入力の手間を省いたり、関連情報を探しやすくしたりするためなどに利用されています。
一方で、著名人や企業の名前と共に中傷する単語が自動的に表示されるケースも相次いでいて、問題視する声も上がっています。