260 - 核撃てば尊師 2013/05/22(水) 01:10:07 ID:O02TCkbk0
(���もう、我慢の限界ナリ)
たった一人の高校生の所為で、なんJで馬鹿にされ、仕事を失い、
事務所を失い父からの信頼も失った。
まるでパンドラの箱のように最後に手元に残ったのが、核兵器だった。
べちゃり、と溶け出したアイスが棒を離れ絨毯に落ちる。
「目標、バグダッド、エルサレム、メッカ、後ついでにロンドン、ニューヨークに落としておくナリ」
自分でも驚くほど冷たい声が、若い雪のような白一色で塗られた静謐な部屋に響く。
巨大なスクリーンにそれぞれ目標の都市が映し出される。
アーレフをそのまま乗っ取る形で教祖となり、テロリストを組織し、世界に送り込んだ。
五反田に新たに建てたサティアンが割れ、核兵器が其の姿を表していく。
「傾聴、作戦名、優しい世界、現時刻を持って開始するナリ。」